4月から週1日、新しい医師が勤務されることになりました! ご紹介のため、先生にインタビューしてきました。

―これまでのキャリアを教えていただけますか?

これまで約10年間、大学病院や大学の関連病院で循環器内科医として勤務してきました。その傍ら、株式会社Dr.ENLIGHTという会社も運営しています。循環器内科では日々、患者さんやご家族に心臓の仕組みや患者さんの病気がどのような病気かの説明、検査方法の説明などを繰り返します。理解してもらうために絵を書いたり、本を使ったり試行錯誤するのですが、なかなか伝わらないという課題感があり、それならば3DCGを使った動画があれば分かりやすいのではないかと思い、Dr.ENLIGHTでは3DCG動画の制作をしています。

―今回、医療法人社団やまとで在宅診療に携わることになったきっかけは?

実家がクリニックを経営しています。現在は週1日外来診療に入っているのですが、地域に根ざしたクリニックとして地域の方々に頼られる存在であり続けるには、よりニーズに応える必要があると思っています。その1つとして、やはり在宅診療を導入していきたいと考えていて、こちらで学ばせてもらうことになりました。

―医療法人社団やまとには現在、武蔵小杉以外にも3カ所の在宅診療所があり、他の診療所でも働かれることになったと伺っています。

そうです。毎週木曜日は、武蔵小杉で勤務させていただきますが、前日水曜日には、宮城県登米市の診療所でも働かせてもらっています。

まだそれぞれ1回ずつしか勤務していないので、地域の違いはあまり感じませんでしたが、これからそれぞれの診療所で「人」を診ていくスキルを高めていくことで、地域性の違いが分かるようになるかもしれないと考えています。

―在宅診療では、まさに「人を診る」スキルが求められますよね。

今までは循環器内科に特化していて、例えば「精神科のことは精神科に行ってね」「皮膚科のことは皮膚科に行ってね」と言っていましたが、在宅診療では全てを自分で対応する必要があります。それがこれまでとは異なり難しい部分ですが、まさにそこを高めていきたいと思っているので、スタッフの皆さんに支えてもらいながら、スキルアップしていけたらと思っています。

―最後に意気込みをお願いします。

患者さんの生活が見えるのが新鮮で、しばしば言われることですが「病気ではなく、人を診る」ことがどういうことか、具体的によく分かりました。

また、これまでの病院での診療では、数分で患者さんを診ていく環境でしたが、在宅診療は1時間に1人というペースなので、対話を中心とした診療です。すごく密度のある診療ができると感じました。コミュニケーション力が今まで以上に必要なのでそこを学びつつ、患者さんの全てを診られるようになってきたいです。