2月1日に、『マジックと精神医学であなたの思い込みをはずす〜認知行動療法act入門〜』というテーマで、井田病院研修医の志村 祥瑚先生に講演を行っていただきました。参加者が40名を超える大盛況で、新しい気付きがたくさんあった講演会でした。

志村先生は、8歳の頃からマジックを続けていて、マジックの世界大会での優勝経験をお持ちです。現在は医師として臨床経験を積む傍ら、「思い込み」の研究やカウンセリングなどをされており、昨年はオリンピック・ナショナルチームのメンタルコーチもされました。

講演会ではいくつかのマジックを披露していただき、種明かししてもらうことで、マジックがいかに思い込みによって成り立っているかを教えていただきました。そして人間は、言葉によってつくられた思い込みの世界を生きているということも教えていただきました。

「思い込みには良し悪しや、正誤はありません。その思い込みが、自分にとって役に立つかどうかで選択できます。ただし、『思い込みである』ということを自分自身で気づくのは難しく、思い込みを解くには、他者からの視点、俯瞰した視点が必要です」とのことでした。

思い込みの世界に生きている人間だからこそ、「思い込みである」ことに気付き、自分にとって役に立つ思い込みを選択して、現実を変えることができるとおっしゃっていました。

次回のOMC勉強会は3月1日(金)18:30〜です。「独居の看取り」をテーマにした事例検討会を予定しています。少しでも興味をお持ちの方は、お気軽にご参加ください。